2012年3月28日水曜日


糖尿病の検査に関するQ&A

  1. 一般の健康診断で、糖尿病の早期発見はできるのですか?
  2. 尿に糖が出ていないのに、糖尿病だといわれました。どういうことですか?
  3. 健診で尿に糖が出ているといわれましたが、精密検査の結果糖尿病ではないと言われました。どういうことですか?
  4. 糖尿病の精密検査とは、どのような検査のことですか?
  5. 「FBS」という略語が医師のカルテに記載されていましたが、どういう意味ですか?
  6. 医師のカルテに「OGTT」とかかれていました。何の略ですか?
  7. 血糖値はいくつぐらいだったらいいのですか?
  8. ヘモグロビンA1cとは何ですか?
  9. ドックでの採血の結果、ヘモグロビンA1cが4.5%でした。私に糖尿病の心配はないでしょうか?
  10. ドックでの採血の結果、ヘモグロビンA1cが6.5%でした。私に糖尿病の心配はないでしょうか?
  11. ドックでの採血の結果、ヘモグロビンA1cが5.6%でした。私に糖尿病の心配はないでしょうか?
  12. 最近10年間、身体を調べたことがなかったのですが、ドックを受けるとヘモグロビンA1cが13.9%もありました。私はいつの間に糖尿病にかかっていたのでしょうか?
  13. 健診で調べた血糖値が122mg/dlもあるために、糖尿病の疑いありと言われました。ところが、ヘモグロビンA1cを調べると4.

2012年3月27日火曜日


1 :名無しの心子知らず:2009/05/14(木) 09:38:28 ID:jq1UTV2x
みなさんは他人の迷惑行為、非常識な行動、理不尽な行いに対して、相手に注意や抗議できますか?
相手が男の人だったら?いかにもDQNだったら?自分の子供が傍にいたら?自分に実害がない場合は?
相手が悪いのは間違いないが、自分も気をつければよかった場合などはどうですか?
色々なシチュエーションで、迷ったり、咄嗟に判断できないことも多いと思います。
「こういう場合はどうすればいいのか」「あの時こうしたけど、それでよかったのか」等、
育児がらみのこういった事例について話しませんか?

7 :名無しの心子知らず:2009/05/14(木) 10:32:35 ID:9SrAoGx7
こちらが逃げられず、よほど危険な場合のみ。
逃げるが勝ち。

8 :名無しの心子知らず:2009/05/14(木) 11:09:57 ID:te3fzJ87
注意しない
知り合いが泥棒を捕まえて
警察から表彰された
しかしその泥棒が盗んだお金は借金を返すためのもので
知り合いはその金貸しから嫌がらせを受けた。
更に泥棒が出所してからも恨まれて嫌がらせをされた
自分の身を守る自信が無いなら人に注意なんかしない

9 :名無しの心子知らず:2009/05/14(木) 12:19:58 ID:vQt8gRKy
スレからずれるかも知れないけど

うちに小学生がいるんだけど、道を歩いてると信号無視したりゴミをポイ捨てする大人がいる。
子供は、最初は「あっ今○○した!いけないんだよね!」とか言ってたけど、
小声で「そうだよいけないよ、でも分からない人もいるんだよ」と言ってやり過ごしてた。

子供が夕方に帰って来て、「一緒に遊んだ○○ちゃんは、ゴミを道に捨ててた」
と言う。「でもそういう子なんだと思って注意しなかった」と。
注意すべきだよと教えたい所だけど、私も大人のそういう行為を注意しないもんな…と悩む。

で、たまたま子供たちと出かけて、その子がチリ紙とかポイと捨てる。
「ほらほらダメだよ」と拾って渡したり私のゴミに混ぜてやる。
子供やその友達だけは注意して、それ以外は黙認する私…。
でも他の人も書いてるけどトラブル増やすのもいやだし。
多分ママ友にも(社交辞令程度の人は特に)注意しない。

10 :名無しの心子知らず:2009/05/14(木) 14:33:29 ID:SJaqP44p
あんまりさ、子が正義バカみたいに、友達の些細な不作法まで厳しく
指摘するようになっても困る。

11 :名無しの心子知らず:2009/05/15(金) 12:50:49 ID:ZNA7Htr3
こういう問題って、子供にどう教育するかでも悩むけど、
実際問題として大人同士でも明らかにマナーが自分よりも数段劣る人と
関わらなきゃならない時が多いからねぇ・・・

自分が歩行者で、見通しの良い道路で明らかに車が来てない時の赤信号無視辺りならともかく、
ゴミ、特にタバコのポイ捨て程度の事は撲滅できないもんなのかね?
歩行喫煙とか、規制されて大々的に報道とかされないと守れないものなんだろうか

目の前で友人知人がポイ捨てしてるのとか見ると、
人として一段下に見るようになっちゃうな
注意はなかなか出来ないけど
冗談めかして言える場合もあるけど、真剣に注意しても聞き入れないからな
ポイ捨てしてる時点で、自己中心的思考の人間であるのが証明されてるからね
注意されれば逆ギレするのは必至なわけだし

12 :名無しの心子知らず:2009/05/16(土) 03:23:14 ID:UsqArDFE
注意はなかなか。
子供が「友達もやってるからいいや」って一段下に下りないでさえくれればいいやって思い始めてる。
ポイ捨てする人って意外に多いよね。

2012年3月25日日曜日


がん研有明病院の各骨軟部腫瘍診療の特徴

診療システム

骨軟部腫瘍の診断から治療への迅速化と適正化を図るため、画像から治療までを整形外科全スタッフが一丸となって行っています。入院に際しては、主治医を下地、谷澤、五木田の3グループとし、それぞれに担当医、レジデントを配しています。治療計画はCancer Boardによって決定され、手術前には、主治医から手術法についての説明があります。手術後は腫瘍材料の入念な検査と解析が行われます。これにより、得られた情報を次の診療に取り入れ、少しずつ技術改善を行い、これまでその集積に基づき新しい診断や治療法を開発してきました。すなわち、当科は常にoriginalityの高い新しい診断・治療を実践に供することを使命としている科と言えましょう。

正確、かつ迅速な診断

患者さんが来院され腫瘍の可能性がある場合、診療手順は骨腫瘍と軟部腫瘍の場合で異なります。
骨腫瘍の場合、X線を撮りその所見から良性・悪性を予測します。悪性の可能性があるか、良性でも手術の必要性を医師が感じる場合にはCT・MRIなどを適宜行います。緊急性が有る場合は諸検査を1週間以内で実施し、入院治療の体制を整えます。
軟部腫瘍の場合は、初診時X線(軟部撮影)や超音波検査を行い直ちに細胞診、針生検を行います。これにより95%の患者さんで良性か悪性かが決まります。
悪性であれば骨腫瘍の場合と同様1週間以内にCT・MRIなどを終了し、治療への体制を整えます。このような迅速な対応を行いうるシステムは、国内・外を問わず他に類を見ません。

Cancer Board

整形外科医、形成外科医、放射線科医が毎週2回集まり、術前の画像と生検診断から切除範囲と再建法を決定します。また、手術材料と術前の画像を詳細に比較検討することにより、術前予測と同じように腫瘍が存在したか、再建法は適切であったがなどを討論し、治療法改善の基礎的な資料となります。

治療方針

確実な腫瘍切除

治療法の基本は原発の腫瘍を完全にコントロールすることです。それには、安全な切除縁での腫瘍切除手術が最も重要です。安全な切除縁が確保できれば手足の切断を行う必要はありません。安全な切除縁とは、その部位で切除すれば通常再発が生じない切除範囲であり、当科の長期における研究の蓄積で徐々に解明されてきた切除範囲の指標です。指標は当科の手術資料に全国の専門家有志の新しい資料を加え毎年1回、解析結果を更新し公表しています。これにより、95%の患者さんで患肢が温存できます。
さらに、術前の化学療法が著効した場合や悪性度が低い腫瘍には切除範囲が縮小できるので、より優れた機能の患肢を温存する事が出来ます。化学療法の有効性が知られている腫瘍(悪性度の高い腫瘍に多い)では、手術前から化学療法を行います。これにより、切除範囲が縮小出来るだけでなく、転移のリスクも少なくなり、高い生存率が得られます。また、安全な切除縁確保が難しく切断を勧めても、それに同意出来ない患者さんの場合は放射線や他の手段を講じて、患者さんの意向に添うように努力しています。

より良い患肢機能のための再建

患肢温存を行う際には、腫瘍切除後の様々な再建術が必要となります。それぞれの再建法には利点・欠点があります。そこで私たちは手術前にその利点・欠点を十分理解して頂いた上で、患者さん自身に治療法を選択して頂きます。
再建法には人工関節置換、血管再建、筋皮弁移植(顕微鏡下手術を含む)、小児への脚延長型人工関節置換術、創外固定器による脚延長術、当科で開発したパスツール処理骨による骨再建、術中切除縁評価法(ISP)による骨・血管・神経保存法などが行われています。
やむなく進行例で切断を行う場合でも、通常の切断ではなくより長い切断端が得られる回転形成やturn up法が可能です。

各骨軟部腫瘍の治療成績

2004〜2010年度の手術件数は下記のとおりです。

2004年度
手術件数
2005年度
手術件数
2006年度
手術件数
2007年度
手術件数
2008年度
手術件数
2009年度
手術件数
2010年度
手術件数
総手術件数
(過去32年)
良性腫瘍手術 190 163 188 165 166 173 221 4,211
悪性腫瘍手術 130 139 116 157 138 156 148 2,342
総手術症例 320 304 304 322 304 329 369 6,553

2006〜2010年度の骨肉腫など骨原発悪性腫瘍(骨髄腫を除く)と軟部肉腫の症例数は下記のとおりです。

2006年度
症例数
2007年度
症例数
2008年度
症例数
2009年度
症例数
2010年度
症例数
総症例
(過去31年)
骨原発悪性腫瘍 24 20 26 26 26 681
軟部肉腫 63 93 103 115 108 1,454
骨良性腫瘍 44 55 79 95 87 1,824
  • 悪性あるいはこれに準じる症例は年々漸増傾向にあります。これは、専門医指向の最近の患者さんの動向と初回治療後の再発に際し他施設の当科における救済治療への期待度を反映しているものと考えます。

骨軟部腫瘍とは

骨組織や筋肉や脂肪などの軟部組織に生じた腫瘍を総称した名称です。また骨組織と軟部組織に生じた腫瘍を分けてそれぞれ骨腫瘍、軟部腫瘍と言います。
骨腫瘍と軟部腫瘍はそれぞれ良性、悪性に分類します。様々な骨腫瘍のうち良性の腫瘍を一括して良性骨腫瘍と呼び、一方悪性の骨腫瘍を一括して悪性骨腫瘍と言うこともあります。同様に軟部腫瘍でも良性腫瘍を総称して良性軟部腫瘍、悪性を悪性軟部腫瘍と分類します。
悪性腫瘍が、骨組織と軟部組織に原発したものを肉腫と言い、その発生した組織により骨の肉腫と軟部肉腫に分類されます。
一方、悪性の骨軟部腫瘍の中には発生した母組織が骨や軟部組織ではなく他の臓器(例えば消化器や肺など)のがんが飛んできて(転移という)腫瘍を形成する場合があります。このような骨や軟部の悪性腫瘍を続発性(転移性)骨・軟部腫瘍と言い、逆に骨軟部組織に最初から発生したものを原発性骨・軟部腫瘍と言います。続発性骨腫瘍の場合、肉腫が転移することもありますが頻度的には内臓がんの転移が圧倒的に多いのでこの場合がんの骨転移ということもあります。

良性と悪性の違い

良性腫瘍とは、発生した部位から離れた部位へ転移することのほとんどない腫瘍を言います。また、手術で腫瘍内にメスが入っても腫瘍が散らばる(播種する)ことは希です。
逆に悪性腫瘍とは、転移を起こし得る腫瘍を言います。また手術で誤ってメスを腫瘍に切り込むと容易に腫瘍が散らばり、その後の治療を大変困難にします。また腫瘍は周囲の組織に深く浸潤する傾向があるため、より大きな切除を必要とします。悪性腫瘍には肉腫とがんがあります。肉腫とは骨や筋肉・脂肪・神経などの軟部組織に生じる悪性腫瘍で体表と交通のない部位に生じますので非上皮性腫瘍とも言います。肉腫は肺転移を起こしやすい腫瘍ですが、一部の肉腫ではリンパ節転移やスキップ転移を起こしやすいことが知られています。一方、皮膚がん・消化器がん、子宮がん、乳がん、肺がんなどは体表につながる管の上皮細胞や腺細胞に生じることから上皮性腫瘍と言い、むしろリンパ節転移を起こしやすい傾向があります� �
実際の腫瘍では、悪性の中でも悪性度の高いものから悪性度の低いものまで有り、良性でも悪性に近い腫瘍の浸潤性を示す良性腫瘍があります。そのため一部の腫瘍では悪性か良性かの診断は困難で、治療に際しては実際の手術に先立ち経験豊富な治療医と病理医による正確な判断が必要となってきます。
このような良悪性の境界に位置する腫瘍として、骨巨細胞腫、デスモイド、隆起性皮膚線維肉腫、孤立性線維性腫瘍などがあります。

症状と自己診断法

骨軟部に発生する腫瘍類似の病変は少なくありませんが、肉腫の頻度は決して高いものではありません。そのため、一般には患者も医師もあまり悪性腫瘍を考えることなく、腫瘤を放置していることが多いようです。診断の遅れや良性と間違って行った治療が肉腫の治療成績を不良にしているのが現実です。
そこで、以下のような症状が有りましたら一度がん研を受診してください。

骨腫瘍の症状

  1. 手足の一部が腫れている。その部を押さえても痛みはない。触ると熱を持っている。
  2. 手足の関節が曲がらなくなる。
  3. 些細な外傷で骨折が起こる。骨折が起こりそうになると痛みが生じる。
  4. 他の病院で骨腫瘍の疑いが指摘された。

軟部腫瘍の症状

  1. 手足の筋肉にくるみ大以上の無痛性腫瘤を触れる。進行したものではこぶし大からバレーボール大に達するものもある。
  2. 腫瘍部は腫れて、触ると熱を持っているが通常押さえても痛みがない。
  3. 大きくなると表面がテカテカと光沢を示し、静脈が浮き出てくる。
  4. 腫瘍は触るとよく動くが基底の骨や筋肉に浸潤すると動きにくくなる。

診断の上手な受け方

外来は沢山の腫瘍を心配されている患者さんを短時間に診察し、腫瘍か腫瘍でないか、腫瘍で有れば良性か悪性かを決めるところです。その際患者さんが要領よく医師の質問に答えていただくと診断が容易となります。そこで受診前に以下の質問について記憶を整理していただいていると助かります。

  1. 気になる症状?
  2. 腫瘤を触れるか否か?
  3. 誰かに腫瘍かもと言われたか?
  4. いつから症状に気づいたか?
  5. 大きくなっているか?
  6. これまで特別な病気にかかったことがあるか?いつ?どんな治療を受けたか?

診察では、腫れた部を見せていただき、大きさや表面の色、表面がスムーズに触れるかゴツゴツしているか、腫瘤の堅さや温度、周囲とよく動くか、リンパ節を触れるか否かなどをチェックします。そのため気になる場所が露出しやすい服装で受診することをお勧めします。